助産師の無題ブログ

助産師の独り言と疑問 適度に嘘を混ぜています

おっぱいと乳首のはなし(乳首編)

助産師になるまで、人のおっぱいなんてまじまじと見たことがなかった。(実母のは除く)


温泉も銭湯も人並みに行くけれど、おっぱいなんてまじまじと見ていいものじゃないと小さい頃から刷り込まれてきた気がする。


50cmくらいの距離で他人のおっぱいを眺めたことがある人なんて乳腺外科の医者と助産師/看護師とワコールの社員くらいじゃなかろうか。


ワコールの社員でさえ乳首をまじまじと見ることはないでしょう。



助産師の仕事に授乳を確立させるお手伝いがある。


そのためには乳房の形、乳首の形をしっかり観察して、触って、どうやったら赤ちゃんに適しているのかを考えなければならない。


ちくびが大きすぎてもダメだし、小さすぎてもなんか不安だし。





【大きい乳首のはなし】



まず赤子の口というのは成人女性の人差し指が加えられるのがやっとである。


そして君達、シャツの襟口から自分の乳首の大きさを確認してほしい。あなたの乳首の大きさはどのくらいですか。


干しぶどうですか。それともワインのコルクを2cmくらい切った大きさですか。



たまにワインのコルクみたいな太さの乳首の人がいる。すごい乳首だ。赤子の口に収まりきらない。太刀打ちができないと助産師の私が嘆きたくなる。


そしてそういう人に限っておっぱいを与えることにこだわる。






【陥没乳頭のはなし】


とてもどうでもいい個人情報だけど、私は陥没乳頭ではない。もっとどうでもいいはなしをすれば、私の母も陥没乳頭ではない。


助産師になって初めて陥没乳頭を見た。


ちくびが…無い…?


探しても乳首がない。






「乳首が立っている時は、女が(セックスの時に)感じている証拠」なんていうよくわから無い情報を得たのは私が高校生の時。そこでびっくりしたのが「私、常に乳首たってるけど…?」ということ。


17の時から平常時乳首は寝ている(?)状態が普通なのか…自分の乳首が若干変なのか。と思いつつ、助産師になって数年。



乳首は平常時もシャキンとしていることが普通だと知った。



はなしがそびれたけど、陥没乳頭は平常時も緊急時も寝ている。外部から無理に圧力をかけられて初めて起き上がる。(まるで私のやる気のようだ)。


陥没乳頭の授乳はめちゃくちゃ大変だ。ぶっちゃけると、直接赤ちゃんがチュパチュパ吸うかんじの授乳を諦めてほしいレベルの陥没乳頭だと、なんかもうこっちまで気分が落ち込んで辛くなる。(というか赤ちゃんがうまく吸えないんだよね、乳首ないから)


陥没乳頭の人が授乳をどういう思いを抱えてどう母乳育児を乗り切ったか、論文があったら教えてほしい。










これだけ世の中母乳育児がうたわれるなか、男性も家族を作る前に「おっぱいチェック」をしてる人がいそうな気がする。「この乳首は授乳しづらそうだな」とか。実は結婚前におっぱいチェックしてる男性がいたらこっそり連絡してほしい。